会派視察報告③ 明石市「こども総合条例」

3日目

兵庫県明石市にて「こども総合条例」について話を伺いました。

明石子育て支援センターにはこども図書館が併設され、子どもたちがのびのびと絵本を読めるスペースが確保されている

明石市のこども総合条例は、条例の検討からわずか1年で施行されています。なぜ、このスピード感で制定できたのか?担当者に伺うと、市長のトップダウンもあったが、今まで明石市でおこなってきた施策を根拠づけるためにも条例を作ったとのことでした。

明石市では支援の対象を「子どもを持つ世帯」ではなく「すべての子どもたち」としています。なぜなら、こどもはひとりでは生きていけないから。との言葉に納得!

子ども施策の特色のひとつとしてセーフティネットの確立があります。
両親の離婚では子どもは置き去りにされがちです。離婚前後の支援として面会交流や養育費の確保など、弁護士資格を持つ市の職員が仲介に入り合意書を作るそうです。
また、無戸籍者への支援として弁護士の紹介や無戸籍でも受けられる支援につなげるサポートをしているそうです。
乳幼児全数面接では、面接の時に子どもに合わせなければ児童手当を現金支給に切り替え、必ずこどもに会えるようにするなど思い切った対策を取っていました。

お話を伺ったパピオスあかしには市の総合窓口をはじめ、こども健康センターや子育て支援センター、一時保育、中高生世代交流施設などがあり、当日もたくさんのベビーカーが並び大勢の子どもたちの楽しそうな声が響いていました。

中高生世代間交流スペースでは高校生が中学生に勉強を教える場面もあるとか!

明石市のまちづくりの基本理念は「すべての子どもたちを、まちのみんなで、子ども目線で、本気で応援」とのこと。その本気度が伝わってくるアツイ視察でした。
小平市で取り入れられる施策や提案できることは何かしっかりと考えていきます。