会派視察報告② 葉っぱビジネス・ゼロウェイスト

視察二日目

徳島県上勝町にて「葉っぱビジネス、ゼロウェイストの取り組み」について視察を行いました。

地域活性化の奇跡!葉っぱビジネス

上勝町のカフェでいただいたケーキにも「つま物」があしらわれていた

葉っぱビジネスとは料亭などの料理に彩りを添える「つま物」を生産する事業です。もともとはみかん生産地だった上勝町ですが、冷害によりミカンの木が全滅してしまい町の産業が衰退し活気が失われてしまいました。みかんの生産から新たな産業を模索し、彩ビジネスにたどり着いたとのことです。

料理人が集めていた料亭の料理に使われるつま物(もみじや笹、桃の葉など)に目をつけ、都会と田舎の環境の違いを活かしビジネスに結びつけました。
高齢化率50%を超え、平均年齢70歳の女性や高齢者が主体となりPCやスマホを駆使して葉っぱビジネスを行っています。受注を早い者勝ちにし、成績をランキングにして見える化をすることで競争意識や自分が必要とされているという意識が生まれ、売り上げも右肩上がりだそう。葉っぱビジネスを次の世代に渡していくためにインターンシップ制度を取り入れ、若者の移住も増えているそうです。

葉っぱビジネスは日本に留まらずフランスやドイツ、タイなどからも注文があるそう。

収入は5万円から1000万円を超える人まで幅広く、年金とのバランスや畑の規模など、それぞれが自分にあった働き方ができるところも良い点だと思いました。

地域資源は何か、どう活かしていくかのヒントをたくさんいただきました。

 

分ければ資源、混ぜればごみ!

徳島県上勝町では2003年に「ゼロ・ウェイスト宣言」をし、ごみの再利用・再資源化を進め2020年までにごみをゼロにすることを目標としています。

上勝町でのごみの分別は13品目45分別。生ごみは全て各家庭、事業者で堆肥化しています。ごみ収集車はなく、町民はゴミステーションに生ごみ以外のごみを持ち込み分別する仕組み。分別されたものは各リサイクル先と何にリサイクルされるのか、それにより町の収入になるのか支出になるのかまで説明書きされています。例えば紙類の分別だけでも9種類!ですが、リサイクル先や収支までわかることで分別するモチベーションが上がりそうです。また、町内で不要になった鯉のぼりや着物、衣類を使って小物や洋服などをリメイクし販売しています。高齢化率50%を超える四国で一番小さな町ですが、リサイクル率81%を達成し海外からの視察も多いとのこと。見習うことが多い視察でした。

まちのゴミステーション。紙類だけでも細かく分別が分かれている。

ランチで入った上勝町のカフェでもお洒落な量り売りコーナーが。

くるくる工房にて
古布から生まれ変わったご祝儀袋は人気ですぐに売り切れてしまうとか。

上勝町の視察を通じて、「ピンチはチャンス!」という言葉が頭に浮かびました。ピンチをチャンスに変えるために柔軟な思考や発想の転換ができるよう様々なことにアンテナを張り巡らそうと思います。

ゼロウェイストアカデミー前で