特別支援学級についての意見交換会を開催しました

■保護者の率直な気持ちをお聴きして
「特別支援学級(情緒学級を中心に)について」の意見交換会を2月8日中央公民館で開催し、市内全域から特別支援学級や情緒学級に関心のある方、障がいをお持ちのお子さんの子育て中の方など多くの方にご参加いただきました。
当日は参加者の自己紹介から始まり、それぞれにお子さんについて悩んでいることや葛藤、行政や学校に対する不満や憤りなど時に声を詰まらせてお話しされるお母さんもいました。
大勢の方が参加してくださったことで、今まで子どもの成長について1人で抱え込んでしまっていたことや悩みなどを共有できたこと、これから就学、進学する上で参考になる話が聞けたなどの感想がありました。また、固定の情緒級をつくるかどうかについては、迷うお気持ちと必要とするお気持ちが混在していることがわかりました。まずは子どもたち一人ひとりに寄り添えるような余裕のある学級体制をつくることを引き続き進める必要があると感じました。
普通級にアシスタント・ティーチャーや介助員という形で担任以外の教員が入り、そこから通級で状況に合わせた療育を行なっていくこと、これはこれまでも生活者ネットワークが提案し続けてきたことですが、今回の意見交換会でのお話を聞き、より急ぎ充実を求めていくことにいたします。

情緒学級の設置提案については、引き続きご意見をうかがいながら必要性についてみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

 ■発達支援センターが安心して相談できる場となるよう提案しています
 お話を伺っていて感じたことは、日頃子どもと接する中で、あるいは乳児健診などで我が子が発達に気がかりがあるかもしれないと感じた時に気軽に相談する場がないことや悩みを共有する場がないということです。今回の意見交換会によって初めて自分の胸の内を語ることができた方、同じような悩みを抱えている人が他にもいると知ることができたとの声があり、気軽に話ができる場や情報交換をする場をつくっていく必要性を感じました。市で設置することが決まっている児童発達支援センターの機能に乳幼児期からの途切れることのない支援体制をつくっていくこと、保育施設や学校との連携・情報共有を密に行いその子らしく過ごせる環境を整えていくことが重要だということを市に対し訴えていきます。

今回の意見交換会ではお母さんたちが日頃抱えている悩みや不安に思っていることなど、直接お話を伺うことができ、私たちも今後市に対し提案していく上で大変参考になりました。

 ■共に育ち、共に学び、共に暮らすために
 生活者ネットワークはこれまでも「障がいがあっても地域で共に育ち暮らす」ことをめざして議会での提案を続けてきました。
私は議会の一般質問で、「配慮が必要な子どもたちが保育園や幼稚園でともに過ごすために」、「子どもたちが自分らしく過ごせる学童保育へ」について取り上げています。
また、議会活動をするなかで、それぞれの議員がお母さんたちから相談をいただくことも多数ありました。こうしたお声をもとに、これまで個別に相談に対応するほか、生活者ネットワークとして

・発達の気になるお子さんのお母さんお父さんに寄り添う相談体制
・発達支援センターの創設
・普通級に通いたい方に対する就学相談のあり方
・学童クラブでの障がい児受け入れ枠の拡大
・普通級での介助員の人数を増やすこと
・アシスタント・ティーチャーの創設と増員
・タブレットなどICT機器の使用、誰もがわかりやすいユニバーサルデザインの授業
・就学支援シート(こげら就学支援シート)の改善
・発達障がいのある若者への相談と支援
・不登校や引きこもり状態の子どもたちや若者の相談と支援
・障がい者の就労支援

など議会質問や予算要望で市に提案してきました。
また、「共に育ち共に暮らす」ためには障がいのない人たちの理解が重要です。その意味では常に自分たちの問題として考えていくことが大事だと思っています。

今後はいただいたご意見を参考に、学習会の開催や映画「みんなの学校」の鑑賞会、意見交換会の再度実施など、みなさんと共に市への提案をつくりあげていきたいと考えています。